知られていない水道水の危険性・・・。
普段から特に気にすることがなく、水道水を飲んでいるという人もいると思います。
しかし水道水というのはとても沢山の危険性が潜んでいるという事をご存知でしょうか?
水道水にはホルムアルデヒドやトリハロメタン、それからヒ素などが含まれているのですが、こういった物質というのは発がん性があると言われていて、長年にわたり水道水を飲んでしまうことによって、ガンに繋がってしまうことがあります。
特に近年ではこうした物質の他に特に気をつけなければいけないのが放射性物質の存在となっています。
お水だけではなく実際にいくつもの土壌から放射性物質が検出されていて、健康に関しての懸念などがされていますが、水道水の中にも放射性物質が含まれてしまうという危険性は潜んでいます。
また水道水に含まれているホルムアルデヒドやトリハロメタン、ヒ素などといった物質をできるだけ除去するという意味で塩素をたくさん使っているということもあり、一晩水を使わずに翌朝お水を出したりすると塩素の匂いがしてくるときがあると思います。
水道水であってもしっかりと沸騰させれば、こうした物質が無くなると思っている人がいますが、トリハロメタンというのは加熱することによって、成分がさらに強くなってしまうので加熱して使えば良いという安心感が持てません。
常に私達の身近にある水道水ですが、近年ではいくら身近にあっても本当に安心して使うことができなくなっていますから、何も気にせずに飲んでしまうということもできませんよね。
自分や家族、特に小さな乳幼児の体を守ってあげるためには、できるだけ水道水を飲まないようにすることが大切だと思います。
【参考】<ホルムアルデヒド検出>埼玉・千葉の3浄水場で取水停止
利根川水系の各浄水場の水道水から高い濃度のホルムアルデヒドが相次いで検出され、埼玉県の行田浄水場(行田市)と千葉県の上花輪浄水場(野田市)、北千葉浄水場(流山市)が18日、川からの取水を停止した。3浄水場への依存度が高い地域では断水の恐れもあり、各自治体などが給水車の手配を始めている。
埼玉県によると、庄和浄水場(春日部市)での15日の検査でホルムアルデヒドが検出され、17〜18日に採水した庄和、行田両浄水場の水道水が水質基準値(1リットル当たり0.08ミリグラム)を上回った。最大値は17日夜に採水した行田浄水場の同0.168ミリグラムだった。
また千葉県などによると、上花輪浄水場で同0.135ミリグラム、北千葉浄水場で同0.062ミリグラムをそれぞれ検出。東京都によると、都が取水している同水系の三郷浄水場(埼玉県三郷市)も通常よりも高い同0.044ミリグラムを検出した。
ホルムアルデヒドは建材や塗料から発生する揮発性の化学物質。シックハウス症候群の原因物質とされ、気化した状態で吸い続けると発がん性があると指摘されている。埼玉県によると、上流の事業所から排出された化学物質が浄水場で使う塩素と反応し、ホルムアルデヒドが生成された可能性もあるという。
毎日新聞 2012年5月18日(金)21時23分配信